2017.04.09

ビットコイン相場 決済広がる動きで13万円台復帰

ビットコイン決済

ハードフォーク問題の懸念から大きく値を下げていたビットコイン相場だが、先週から回復。13万円台まで戻っている。背景にはビックカメラやAirレジ加盟店での決済導入の動きがある。

2017年4月のビットコイン値動き

https://bitflyer.jp/bitcoin-chart

11万円台半ばでスタートした4月のビットコイン相場。3月末に10万円台まで割り込んでいたことからみると、右肩上がりに回復し、現在は135,000円付近で推移していることがわかる。

一時懸念されていたハードフォーク問題への不安は解消されたわけではないが、各取引所の対応から投資家たちの心理が徐々に落ち着きを取り戻し、買いに転じていると判断できる。

近日おきた米国のシリア攻撃の際も、リスクオフの動きの中、ビットコインだけは動じることがなかった。

ビックカメラなどがビットコイン決済を導入

ビットコイン円相場を押し上げている要因の一つには、決済導入箇所の大幅増加という背景もある。家電量販店のビックカメラでは、取引所bitFlyerと提携し、有楽町店と新宿東口店でビットコイン決済を試験的に開始している。

また、リクルートライフスタイルは、同社のPOSレジアプリを導入している店舗向けに、ビットコイン決済の導入を進めている。こちらは取引所コインチェックとタッグを組んでの動きとなる。

どちらも外国人観光客を狙ったものとのことだ。

4,500店 → 26万店に!?電子マネーに迫るビットコイン

今回決済システムの導入に乗り出したビックカメラと、Airレジの導入が済んでいる加盟店をすべて合わせると、全国26万店舗にもなる。

現在国内では約4,500店舗での導入が行われているが、実際に都内で買い物をしても、なかなかビットコイン決済ができるお店には当たらないものだ。しかし、これが26万店となると、多くの人のライフスタイルにも関わってくることになるだろう。

電子マネーsuicaに迫る数となれば、これまで悪いイメージを抱いていたレイトマジョリティにも利用されるようになる可能性も十分にある。

今後決済システムの導入はますます増えていくことになるため、ビットコインが投資目的でなく、使用目的メインになる日も遠くはない。