2017.01.11

ビットコインFX|外為FXと異なる3つのポイント

ビットコインfx 外為fx 違い

ビットコインは、外国為替同様にFXでの運用が可能だ。これを使った投資を試みたいと思っている人も多いだろう。しかし、ビットコインFXと外為FXとでは、性質上異なる点がいくつかあるので、運用の際は注意が必要となる。

ビットコインの取引には現物と証拠金(FX)がある

ビットコインの取引方法は、大きく2つある。現物の売買とFXだ。FXというと外国為替で馴染み深い取引方法であるが、bitFlyerやBITPointなど大手ビットコイン取引所では、FXでの取引が可能になっている。

参照記事
→ ビットコイン口座開設マニュアル

ビットコインFXは、外為FX同様にレバレッジをかけた運用が可能である。証拠金として預け入れた金額の最大25倍までの運用が可能なため、少額資金でも大きい額を動かして利益を得ることが可能だ。

共通する注意点としては、レバレッジを大きく掛けている場合、証拠金以上の値動きがあった際にロスカット(自動損切り)されてしまうことである。短時間で大きな値動きがあった場合、証拠金の額を超えて損失が出ることもあるので、ここが最も注意すべきポイントである。

ビットコインFXと外為FXの違い その1、スワップ

ここからは、ビットコインFXと外為FXの違う点について書いていく。外為FXの感覚で知ってるつもり運用をしてしまうと痛い目を見るので、注意してほしい。

まず1つめの違いだが、スワップ(金利差益)による利益が出ないという点だ。外為FXでは、日本円との金利差がプラス方向にある国の通貨を買うことで、毎日その金利差を利益として受け取ることができる。しかし、ビットコインFXの場合は、売り買いどちらのポジションでもスワップにより毎日損失が生じる。

これはビットコインの仕組みに起因するものだ。国という概念がないため、そもそも金利差というものが存在しない。そのため、ビットコインFXはだれかが保有しているビットコインを一時的に借りて運用することになるため、毎日利息を払わなければならないのだ。

スワップで支払う金額は取引所によって異なるが、0.04%〜0.1%程度となる。仮に0.1%だとして、レバレッジ10倍で運用した場合、証拠金の1%が毎日手数料として引かれていく形となる。

ビットコインFXと外為FXの違い その2、両建ての可否

2つめの違いは、両建ての可否だ。外為FXが両建て可能なのに対し、ビットコインFXの場合は両建てが不可となっている。

両建てとは、売りポジションがあるまま買いポジションを追加する取引のことを言う。外為FXの場合は、どちらに値動きするかがわからないタイミングで両建てしておけば、利益が出た方だけ決済、もう片方は利益が出るまで放置という手段が取れるのだが、ビットコインFXではそれができない。

ビットコインFXと外為FXの違い その3、世界経済の影響

3つめの違いは、値動きの原因となるものである。世界経済の影響をモロに受ける外為FXに対して、ビットコインはわずかにしか影響を受けない。

ビットコインに国境はなく、P2Pネットワークによって成り立っている。そのため、どこかの国の経済が盛り上がったり傾いたりというのは微妙にしか関係してこないのだ。

このこと自体は素晴らしい特徴なのだが、投資する側としては値動きが全く読めないため、売買のタイミングが非常に難しい。

もしタイミング悪くレバレッジを掛けて売買してしまった場合、ロスカットされてしまう。また、ロスカットまでの値動きがなかったとしても、保有しているだけで毎日スワップによる出費が発生する。

ビットコインFXにトライする場合、以上3つのポイントに注意して、バランスよく投資していくことをおすすめする。