2017.04.13

円急伸で1ドル109円に ビットコインは相場動かず

米国のシリア攻撃に伴い、リスクオフの円買いが進んでいる。12日はNY市場、東京市場ともに円が急伸。1ドル109円にまで円高が進んだ。同じタイミングで、ビットコインの相場はというと、動きはほとんどなかった。

約4ヶ月ぶりの円高水準

前回1ドル109円台まで円が値上がりしていたのは、2016年11月後半のこと。それから実に4ヶ月ぶりの円高水準になっている。

https://info.finance.yahoo.co.jp/

米国のシリア攻撃は今月6日から開始されているが、米時間11日のトランプ大統領のtwitterでの発言が、さらなる攻撃を予兆するものと捉えられたため、投資家のリスク回避を推し進める形となった。

ビットコイン相場はどうなっているか

同じタイミングでのビットコインの相場だが、目立った動きはない。

https://bitflyer.jp/bitcoin-chart

リスク回避の円買いに押され相場は下降、もしくは資金の逃げ場として上昇、という2択かと思われていたが、チャートを見てわかる通り、ほぼ横ばい。135,000円付近を推移している状況だ。

このことからも、ビットコインというものが、円や株とは異なる性質を持つ資産であることがわかる。投資対象としてのビットコインは、リスクのオンオフで取引される円や株と異なり、どちらかというと安定資産の金(ゴールド)に近い印象だ。

今後のビットコイン相場は

今後のビットコインの相場だが、一旦は後退しているハードフォークへの懸念が、またいつ浮上してくるかわからないため、油断できない状況は続いている。

しかしながら、日本では決済システム導入の動きが進んでいるため、新規ユーザーの数が増えていくことになり、それがプラス材料としてじわじわ上昇する可能性もある。

これまでの動きと同じように、下がっては上がって、下がっては上がってを繰り返し、結果ロングでみると上昇しているという値動きがもっとも現実的であろう。